各自、通知表が配布されています。どんな評価がついているのか楽しみなものですが、生徒たちはどうだったのでしょうか。
通知表の数字だけで良かったor悪かったを判断しがちですが、大切なのはそこだけではありません。
各教科、4~5つの項目があり、それらがA~Cの評価がついて、数字としての成績がつくことになります。
塾で直接・・・とはいっても学校と半々ですが、評価に加わる部分は、5教科の中でもだいたい2つずつ程度です。教科により言葉は違いますが、技能や知識・理解といった部分がそうですね。
テストの点数によってつく評価といってもいいかもしれません。
反対に、関心・意欲・態度なんてのは学校での授業態度や提出物の有無・丁寧さによるところです。授業でボーっとしていたり先生の話を聞いていなかったり挙手をしなかったり。
あるいは提出物が期限通りに出ていない、もしくは雑すぎて再提出なんてこともあります。
そうしていると、ここの評価はAになることはなく、同時に”5”になることもほぼないです。
いくら点数が良くても、授業での様子になにか原因があったら、そこで足元をすくわれてしまうのですよね。ましてや、先生から怒られたなんて事案があれば、評価が良くなるということはないです。
愛知県の入試って、残念なことにここをクリアしないと、選択できる高校がすぐに絞られてきてしまうのです。
逆に言えば、内申点があれば、推薦も含め、選択肢が広がってくるということですね。それこそ塾に通って点数が上がれば、考えていた志望校より上を目指せる可能性もあります。
各高校を目指すのに必要な内申点の目安を、夏期講習の案内の中に組み込んでいます。
意外と見過ごされているような気がするか、「これってホントかな?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ほぼその数字に間違いはないです。過去に合格していった塾生たちの数字を見ての目安ですからね。
もしそこに達しているなら、自信を持っていいですし、足りていないなら、この夏に必死になって取り返すか、学校含め生活態度という面に磨きをかける必要もあります。
だって、愛知県の入試は内申点ありきですからね。
中3生たちにはこの事実を伝えていますが、それを聞いてどういった行動をするのか、楽しみに見守っていきましょうか。
下級生たちも、通知表を見て覚醒してくれるといいですね。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.