5教科が300点を越えて、350~400点を目指そうとなったときに、目の前に立ちはだかる壁としてよく言われるのが、「応用問題を解けるようにする」ことです。
応用問題になるととたんに解けなくなる、なんて子は意外といるのではないでしょうか。
中には「応用と聞いただけで手が止まる」なんて子もいるかもしれませんね。
さて、応用問題とは実際にどういうものかというと、簡単に言えば今まで習ってきた複数の基本が、1問に凝縮されているということです。
最初にこの基本を使って、次のこの基本、そして最後にこの基本、なんていくつかの段階を経て答えにたどりつくのが、応用問題としての解き方です。
ということで、応用問題の対処法は、まず「今まで習った基本がすぐに出せる状態にある」ことが求められます。
基本は大丈夫!という子でも、案外質問されてパッと答えられないケースは多くあります。聞かれたらすぐに頭に浮かぶくらいだと、応用問題を解くための第一関門はクリアです。
あとは、どのタイミングでどの基本を使うか、というのがポイントです。
応用問題で答えまでたどりつくルートって、一つではないと思います。だから、もしかしたら使う基本の順番は違っても、答えまでたどりつけることもあります。
あくまで私個人のイメージですが、応用問題を解くときに、どの基本を使おうかという選択肢を3~4つ持っておくことです。
たとえば関数の問題を解くときに、三角形や四角形などの図形を使って解くのか、方程式を使うのか、直線の式から求めるのか、、、それだけでも3つの基本があります。
解こうとする選択肢は、多いほど答えにたどり着きやすいのですよね。
ただ、応用問題を解くときに覚えておいてほしいのは、結局「基本が大事」だということです。それも、ただ単に解けまっせ、ではなく、聞かれてすぐ、、、それも5秒以内には答えが出せるようにしておくことです。
応用問題を解こうとするのであれば、自然と基本を大事にするようになるはずです。
ということで、応用問題への対処法は、応用は基本の組み合わせであること、そしてすぐに基本が出せるまで練習すること、この2つです。
もう一つ付け加えるとするなら、計算でも英語でも、正確に書くことです。焦ったり勢いで解いていたりするうちは、悪戦苦闘ばかりだと思います。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.