ルーツでは、学力うんぬんに関係なく、塾生全員と対等に話すことを心掛けています。
以前にも書いたように、自分の親以外で、大人と話す機会って、そんなに多くないと思うのですよね。
学力が芳しくなくても、聞かれたことにパッと答えたり、自分の考えを言ったりする子はいますし、逆に学力が高くても、自分の意見が言えない子もいます。
大人になるにつれて、そういった意見を言ったり、目上の人と会話したりする場は増えてきます。
恥ずかしくて何も言えない、、、なんかこわい・・・そんな状況にならないように、少しでも手助けができたらとも思っています。
一番は、塾生たちとのコミュニケーションですが。
中3の夏からルーツに仲間入りし、思うようにいかないながらもコツコツがんばっているボーイがいます。
もしかしたら、学校の中ではちょっと周囲から下に見られているのかもしれません。でも、それはあくまで学校内でのこと。
ルーツでは、このボーイも含め全員と対等に話し、将来を考えてもらったり、たわいのない話や、相談にも乗ったりしています。
そうすると、点数うんぬんではなく、生徒の良い面がよく見えてくるのですよね。
最近になり、塾は勉強を教える場所ですが、同時に生徒の内側もフォローしてあげられる場所であるといいなと感じています。
自信がない子は、自信をつけさせてあげたり、分からないを連呼する子は、それを言わせないようにしてあげたり、、、礼儀やマナーも教えてあげることで、よりステキな未来を送ってくれたらと思います。