知っていることと知らないことの差は大きい

中3生たちとの授業で、角度の問題の解説をしてほしいとのリクエストがあったので、目のつけ方と解く順番を説明していきました。

入試に直結する内容ですが、角度の問題は比較的難易度が低いです。それもふまえての説明に、生徒たちも真剣な表情でした。

順番を説明していって、途中で一人が「あっそうすると答えはこの角度ですか?」との一言。

「それで正解!その理由は?」そんなかけあいで、解説が終わりました。

理由を聞いて、ちゃんとわかった上で答えてくれているのかを確認です。

答えを知った上で難易度を聞いてみると、「全然難しくない」との返答がありました。そうなんですよね、たいがいは忘れているか、気づきがないかのどちらかです。

前者は復習をすることで思い出しやすくなりますし、後者は少し難易度を上げた問題量を解くことで改善できます。

特に前者に関しては、なかなか点数が取れていない子に多いです。点数が下がっても、「まあなんとかなるかな」で終わっていると、どうしてもツケは中3にまわってきます。

知っていることと知らない子との差は、案外大きく、知っていれば1分で解ける問題が、知らないと5分近くかかってしまうこともあります。

入試本番でのその4分って、とても大きいですよね。

その4分の差を縮めるために、この冬期講習で振り返りが必要です。

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