将来を見据えた指導の一歩目

先週参加してきたセミナーで、大学入試×SDGsについてのお話がありました。

徐々に、そうした問題が増えていく傾向にあるとの分析に、「これからは”勉強ができる”のと”大学に合格する”のはつながりが薄れていくな」と感じました。

問題自体は、今からでも、小学生、中学生ともに考えられる問題であることですので、授業に少しずつ取り入れてみようと考案しました。

さっそく、中2生たちに質問してみた結果、すぐに答えられる子もいれば、うーんうーんと悩んでいる子も見受けられたので、かなり手ごたえがあるというか、勉強とは似ても似つかない感覚を覚えたのですよね。

社会に出れば、もちろん優秀な大学を出たということで一目置かれることはありますが、それと仕事ができるのとはまた別の話です。勉強一辺倒で、社会にまったく適応できないトップ大学出身の人だっています。

良いか悪いかの問題ではありませんが、ルーツにかかわりのある生徒さんには、やはり社会に出て大きく輝いてほしい、羽ばたいてほしい、そんな想いがあります。

卒業して数年後に、充実した表情で過ごしている姿が見たいです。

そうした将来を見据えた指導の一歩目が、私の中でですが、大きな一歩になりました。

テスト2週間前に入るタイミングですが、テストまではテスト勉強に重きを置いて、テストが終わってから本格的にそうした問いを増やしていこうと考えるまでになりました。

それぞれが、目標に向かってがんばっていく過程で、充実した時間が過ごせるようにするにはどうするかを考えられるようになるのがゴールです。

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