模試は直しにこそ価値がある!

毎年のように言い続け、毎回の模試後にも伝えていますが、模試は受けて終わりでなく、直しをして解くテクニックや正しい流れを覚えることがゴールです。

特に中3生は、入試を最終目的地とした模試ですので、やりこんだ子のほうが合格可能性が上がるのは間違いないです。

昨年の塾生で、全県模試や学校の定期テストの直しが抜群に良かった子がいました。

入塾いただいたときはあまり意識を置いていなかったようですが、毎回チェックするうちにどんどん改善され、ルーツを開校してから今に至るまでの歴代でもトップクラスの内容でした。

何より、模試を受けている自分に対してのコメントが、秀逸で良かったのですよね。

なかなか過去の自分にコメントを出す子はいないのですが、それがあるだけでグッと直しのやりやすさが変わってきます。

もちろんこの子は、旭野に合格してくれて、今頃高校生活を謳歌していることと思いますが、どうでしょうか。

私たちの考えでは、直しを改善していくにつれて学力の底力がついてきたように感じました。

そうやって振り返りをする、模試のときにどう考えていたのかをもう一度思い出してコメントにしてみることは、かなり効果的な学習法だと考えます。

まだ模試から日が経っていないので、すぐにでも取り組んでほしい課題です。