テストで”焦る”とはどういう状態か?

よく生徒たちに伝えていますが、「テストでは落ち着いて解くのだよ」「焦って雑に書かないようにね」ということ、意味は通じているのかなとふと思いました。

テストで”焦る”とはどういう状態か?

具体例を少し挙げると、「時間がないから急いで解く」「問題文を最後まで読まない」などでしょうか。

もちろんまだまだあります。中でも究極の焦りは、「解答欄をまちがえたー」ということに途中で気づくケースですね。

一所懸命勉強してきたのに、この上なくがく然とするはずです。そのせいで点数が低く、「やっぱ勉強は苦手だ」と思い込んでしまう子もいるのではないでしょうか。

一番多いのは「時間がないのに最後までたどりついていない」から焦ると思います。

それへの対策は、「解ける問題から解く」です。最初からワーって解いていく子がほとんどですが、途中でどうしても時間がかかる問題はあります。

ただ、そこで時間をかけてしまうと上記のように、「時間がないのに最後までたどりついていない」がために焦りが生まれます。

ここまでくれば、どうすればいいか分かると思います。

100点を取れと言っているわけではありませんから、全部解こうとするよりも、解けそうな問題から着手することで、「時間がなくて解けなかった」問題は、ほぼ解決します。

塾に通っていれば、だれもがテストに向かって勉強し、良い点数や自己ベストを目指してがんばっています。

そのがんばりを、テストで出し切るためにも、どういう状態が焦っている状態かを知っておくことも、得点を取るために必要なことです。そうすれば対処のしようがありますからね。

ちなみに、焦りが度を過ぎると、テンパるという言葉に変わります。

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