中3ボーイが、悩みを打ち明けてくれました。
どうやら、受験が近づいてきて、もし落ちたらどうしよう、というものでした。
もちろん、それは受験生になればみんなが思うことで、
こちらとしては、受験生という自覚がしっかりあるな、と逆に安心しました。
彼が受験するのは1つだけ、ですからその高校が本当に勝負なのです。
過去問を解いてみても、できたりできなかったり・・・その様子は、
わたしから見たらやはり不安になります。
なんとか彼を合格させてあげたい、そのためには教えたことは確実にできるようになってほしい、
そんな想いを、ときには彼に伝え、ペンに込め、教えています。
塾にもすっかり慣れ、たくさん自分の話しをしてくれるようになりました。
自分のことを話してくれるということは、信頼関係ができているということで、
信頼関係ができるということは、生徒自身もがんばりやすくなるはずです。
信頼関係って、社会に出ると非常に大事だと気付かされます。
たとえば、今かなりニュースに出ている某ファーストフードの会社、
ふだんよく利用するだけに、食べ物の中になにか違うものが入っていたら、
食べようにも印象が悪くなり、行こうと思わなくなってしまいます。
そのときが、信頼関係がくずれる瞬間なんですよね。
そうして崩れた関係は、修復するのに時間を非常に多く必要とします。
塾としても、そういうときって日常にコロコロ転がっていますから、
まずは関係が崩れないように、そして関係がもし崩れたとしても、
すぐに修復できるように、信頼関係を作っておく必要があります。
信頼関係を作るには、まずはコミュニケーションを取ること、
そしてその子の成績が伸びてくれたら、より作りやすくなるでしょう。
もちろんそれは、すぐに作れるわけではないので、
時間をかけてゆっくりと作り上げていくものなんですよね。
「先生に話したら聞いてもらえる」と、悩み多き中学生・高校生ですから、
勉強面以外でも、家で話せないことを話せる塾でありたいと思います。
入試でどうなるか不安なら、その不安をかき消すだけの努力をすればいい、
不安でいてもたってもいられないなら、勉強しましょう(笑)
一問でも多くできるようになった子が、合格者です!
残りの短期間、毎日全力でアクセル全開で乗り切りましょう!!!
TOMORROW IS ANOTHER DAY.