当たり前の基準は自分で作る

基準というと、いろんな場面で出てきますね。

学校でも多々基準という言葉は使われるはずです。特に体育・・・

基準は、もちろん自分の中にも存在しています。

眠くなったら寝るという基準、おなかがすいたらごはんを食べるという基準、

ひまだからゲームしようという基準など・・・

基準を変化させることで、いくらでも自分自身を調整できると思います。

たとえば、「ひまだからゲームしよう」を、「ひまだから単語でも覚えるか」に変化させると、

自分の中での基準て変わりますよね。

そこには、自分自身で変えられる人もいれば、なにかのキッカケで変える人もいます。

例えば電車の中で・・・

自分が座っている席の前に、ご年配の方が立ちました。

勇気をふりしぼって席を譲ったところ、その方が笑顔で「ありがとう」と言ってくれた・・・

お互いに嬉しいですよね。

そうすると、そこで自分自身の基準が作られます。

「お年寄りには席をゆずろう」と・・・。

そうすると、また同じようなケースがでてきたとき、同じような行動をとることができます。

これは良い例です。

悪い例では、中学校に入り、部活が始まりました。

いやー、大変です。練習はキツイしたくさん走らされるし・・・

そんな中で、部活後に勉強なんてできないからテスト前にやろうと考えます。

いざテスト前に入ると、遊びの誘いや時間があるからテレビを見ようとして、

結局勉強が後回しに・・・結果、テストの点数が悪い・・・当たり前ですね。

点数が思うように取れていない子は、だいたいこのパターンのはず・・・

ならば、どこかでその基準を変える必要があります。

ワークを今まで1回やるだけだったのを、2回解くようにするとか、

学校の先生に分からない問題を質問しにいくとか、

そういった良い変化を起こしてみることで、結果って変わってくるのですよね。

そして、その結果に気付けるかどうか、それで基準を作るかどうか判断するといいと思います。

テストまで一週間を切ったこのタイミングで、(a+b)(a-b)の展開がイマイチな子がいます。

こちらからしてみると、それは「当たり前に解ける」レベルにあってほしいですが、

解けないということは、それが「当たり前になっていない」ということです。

基準を上げるには、自ら行動するか、残念な結果を目の当たりにするか・・・

テスト前のこの時期、選択するのは自分自身です。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.