温度差

日曜日くらいから本当に暑くなりましたね。

熱中症には要注意です。

これからこの暑さがやってくるのかーと思うと、今から気分が乗らない。。。

さて、今日も面談を実施しました。

中3生、入試では1つのミスが大きなミスにつながりますから、

そのあたり、着実に積み重ねてほしいですね。

また、時間制限があるということも、そろそろ慣れていく必要がありそうです。

夏期講習では、本格的に制限を設けて、時間とも戦ってもらいましょう♪

また、小学生のご家庭との面談では、学校での取り組みの違いを話しました。

こちらのご家庭は、お受験をされて学校へ通っています。

そちらでは、とにかく生徒に考えさせる授業を展開しているようで、

授業形態から根本的に違うようです。

たとえば九九なら、2×1=2というように、声に出して覚えさせることが基本です。

そちらの学校は、なぜそれが2という答えになるのか、例えや方法を考えて答えさせる、

結果を求めるのではなくプロセスを求める授業をされるようです。

当然、周囲のレベルも高く、卒業していく生徒のほとんどが、

レベルの高い高校に進学していくようです。

そこの小学校でももちろんテストがあるのですが、

親がテスト日を知らない家庭が90点以上を取ってきて、

テスト日に合わせて必死に勉強して70点台を取るなんてこともよくあるようです。

その考え方が身についていると、社会に出たときも非常に役に立つでしょう。

ただ、その考え方を身につけるまでは、やはり膨大な量と、

自分で考える、自分主体で問題を解き進めていくことが必要になってきます。

ということは、学力を高めていくには、

相応にして量と自分で考えて答えを導き出す力が必要だということです。

そちらのご家庭は、母と子で、今から必死になって勉強をフォローしています。

もちろん私たちも・・・みんなで一丸となって生徒をサポートしていきたいですね。

また、別の中3生は、入会いただいているものの、落ち着きがありません。

手が空けばペン回しをするし、それを落っことすし、

先生のペンケースからペンを取ってまでもペン回しをして、

どれだけペン回しをしたいんだーというくらい、

なにか動いていないといられないようです。

テスト期間も自習に来たのは数回、数時間、勉強している様子もあまり見受けられず、

テスト返却後に『勉強の仕方忘れた~全然出来なくなってる~』

グチばかりが飛び、聞いていて周囲に悪影響を及ぼす言葉ばかりでした・・・

勉強は自分の意識で変わります。

グチを言う=人のせいにする

今まで数十人、数百人と見てきて思うことは、共通してグチを言う生徒は伸びません。

字も雑で、単語を省略して書くこともあり、勉強をしようという意欲がないように感じます。

自分で書いた字が読めずに計算間違いをするくらいですから、相当です。

これほど勉強への意欲がなく、ただ解くだけ・・・というケースは、

なかなか珍しいですが・・・この意識を変えていかないと、

大人になったときに、、、いやいや、高校で部活に入ったときに、

一気に突っ込まれる可能性があります。

高校は上下関係も厳しく、口調1つを取っても「しゃくにさわる」などと、

理不尽な理由でとやかく言われたりキツイ練習になったりすることもあります。

先生が熱を持って教えても、生徒が冷めていればそこに一体感は生まれず、

つく力も半減です。

逆もまたしかり・・・まあ、逆のケースはないと思いますが。

お互いが勉強を、その問題を理解しようとすることで、その熱に一体感が生まれ、

成績は伸びていくものです。

上記の小学生は、まだ本人の熱が弱いので、引き入れていきましょう。

そのあとの中3生は、もし私たちの指導が合わず、冷めたままなら、

なにか行動を起こさなければいけません。

それが、本人の意識改革になるのか、別のところへいくのか。。。

私たちのスタイルは、必死に教え、ともに成長していくものです。

量をこなして、理解を深め、自分で考えられるようにすることです。

もちろん、そこにはあいさつやルールを守ること、

そして字は魂を込めて書くことが大前提としてあります。

それらは、塾に来るときの心構えみたいなものですよね。

それが分からないのなら、一から教えますが、

基本的には小学校や中学校で、最初に教わっていることです。

教わるのに、学校も塾もないですからね。

場をわきまえた行動、そして発言は、いつどの世界に飛び込んでも必要とされます。

そしてそれらは、だれも教えてはくれません。自分で気付くことです。

私たちとの温度差があるということは、成績が伸びにくいので、

「しっかり教わってできるようになろう」という勉強への熱、持ってくださいね。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.

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