本を読むこと

土曜日のブログに、小説を読むことについて、書いてみました。

小・中学生くらいだと、さすがにビジネス書を読む子はいないでしょうし、

本を読みなさいと言われても、どんな本を読んだらいいのか、

読むならマンガでしょーみたいな考えも多いと思います。

私もそうでしたから(笑)

父方の実家が本屋なのに、購入していたのはほぼマンガでした。。。

また、本を読む理由も、「本を読みなさいと言われるから」が圧倒的に多いですかね。

本を読まなきゃ・・・という義務感が、本を読むという行為の邪魔をしているのでは、とも思います。

だから、読書感想文でいざ書こうとしても、なかなか読もうと思えないのでしょうね。

最近思ったのは、本を読む理由は、「自分の心を動かす」ことにあるのではないかなと考えています。

本を読んで、おもしろかったり、感動したりして、体験をするわけですよね。

「こういうことだったんだー」とか、「こういう考えもあるかな」とか、

なかには「これはどうなんだろか」なんて感想を持つこともありますが・・・。

自分の心が少しでも動くと、なにか行動したくなったり、視界が変わる気がしたりすることって、

経験ありませんかね?

それこそ、某塾のやる気スイッチみたいな・・・(笑)

塾生を見ていると、2学期が始まり、疲れがたまってきてボーっと授業を受けている子がいます。

夏休みはよく自習に来て、黙々とやっていましたから、

燃え尽き症候群かなーなんて話もしたくらいです。

勉強をする目的もだいぶグラついているカンジがしたので、

そういったときに、本を読んでほしいです。

それで勉強に身が入るなら、何も言うことはないですよね。

本を読んで、自分の感情を動かしてみることが、意外と良い気分転換になると思います。

感情が動くことで、なにかやってやろうと思える気持ち、大切にしてほしいです。

授業を見ていて、こちらが教えたことを忠実に進めてくれる子は、

やはり力がついてきていますし、反対にそれを忘れたり、聞いていない子は、

力は停滞しています。そして、停滞しているがその原因に気づいていない・・・

あるいは停滞しているのは塾のせいと考え始める・・・

そこで、原因を伝え、素直に先生の話を聞くことを勧めても、

結局聞いていなかったり、行動に移さなかったりするために、力が伸びてこない・・・

もともとの力はあるのに、もったいないですよね。

全員が前者であることを望み、全員が前者になってくれることを願いつつ、

イベントがたくさんあるこの9月を乗り切っていってほしいです。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.