ちょっと遅れましたが、先週土曜日の受験対策は、後半の社会で白熱したかるた合戦を実行しました!
ただのかるたではありません。歴史で頻出の人物が札になっているので、ゲーム感覚で覚えられるのがとても良いのですよね。
井上先生がその人物に関する内容を読み、生徒が札を探して取り合う様子を収めました。白熱している様子が分かる一枚です!
私自身、中学生のときに社会の先生が毎週のように実施してくれたおかげで、年号と出来事、人物、日本の都道府県などを楽しみながら覚えられた記憶があります。
なんなら、私の中学生の頃のように毎週土曜日にみんなで集まって、かるたをやりたいくらいですね。
ふだんは、問題文を自分で読んで答えを書いたり言ったりしますが、かるたは問題文を「聞く」ので、正確に聞いている必要がありますし、頭の中でその人物とつなげることで札を取りに行けるので、かなり良い勉強法なんです。
前半は私が、寓話(ぐうわ)にでてくる「3人のレンガ職人」を中学生バージョンにして話しました。
3人のレンガ職人に、「何をしているのですか?」と聞いた時の3人それぞれが違った答えを言うというものです。
ある程度にまとめたタイミングで、生徒たちに意見を求めてみたところ、「3人目は人のために仕事をしている」「仕事に対して考え方が違う」など、どれも立派な意見を聞くことができました。
しっかりと自分の意見が持てていることが、成長のあかしですね。
じゃあ、今は受験で勉強をしているけれど、「何のために」「だれのために」勉強しているのかな?という疑問を投げかけました。
いろいろな答えがあると思いますし、人それぞれによって考えが違うと思います。
その中で、なかなか見つからない子のために用意した答えが、「それならまずは【親のため】に勉強を頑張るんだ」です。
ここからは授業で話していない部分です。
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塾に通わせてくれているのは、好きなことができているのは、毎日ご飯が食べられているのは、親御さんががんばって働いて収入を得られているから。
それだけでも、勉強する理由になるのですよね。なかなかこうやって言ってくれる人は多くないと思う。
だけど、そうした親御さんの姿があるから、今中学生として自分が不自由なく生活できている。そのことに感謝し、親御さんのために勉強をがんばってほしい。
そのためなら、全力で私たちは応援する。
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そうやって私たちのアドバイスを素直に吸収し、頑張ってくれる子が、一人、二人と増えてくれることを願います。