成績を右肩上がりにするために

無事に入試が終わり、全員が第一志望に合格し、ホッとしたのもつかのま、目の前に春期講習と新年度がせまっています。

日程は明日から順次お渡ししているので、お願いいたします。

今年は旭野へ2名合格し、3年連続旭野へ、と前回のブログで書きました。

そんな記事を見ると、「ルーツに通う塾生はみんな優秀なんじゃないか?」と思われる方も見えるかもしれません。

井上先生が、ブログを読んだ際に気づいたとのことで、話してくれました。

こうした目線でアドバイスをもらえるのは、本当にありがたいことなんですよね♪

通っていただいているご家庭にの中には、失礼と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、優秀になっていく過程を現在進行形で見させていただいているので、あえてこう表現させてください。

3年連続して旭野へ行ってくれましたが、今年の1人の子を除いては、ルーツに通い始めた中2の夏や冬当時の内申点は、それぞれが30前後でした。

オール3でふつうと思われるかもしれませんが、実は内申30で、おおむね平均点をちょっと超える点数を取る子だと私は考えます。

だから、ルーツに通っていただく前は「ザ・普通」の成績ということになります。

そこから、中3の1学期でこのくらい、2学期末にはこのくらいの内申点を取ろう、そのためにこれが必要だよね、このへんはもっと上がるんじゃないかな、などと通知表を1つずつ見ながら、確認しています。

本人の意見ももちろん聞きますし、難しそうなら別の手段を考えて提案し、本人が思うよりちょっとムチャぶりをして、本人におおまかに、かつ具体的に志望校へ届くイメージを与えていきます。

いわゆる、マイルストーンというやつでしょうか。いろんな本を読んでいる中で、ちょいちょい出てくる言葉なんですよね。

個人的に好きな言葉なので使います(笑)

マイルストーンが高すぎてもハードルが上がるし、低すぎてもやりがいがないですから、そのあたりのさじ加減は、私たちルーツ独自のものです。

ただ、いくら言ったところで本人にやる気がなければ、効果は薄いです。

本人に、本当にそこに行く気があるのか、「まあいいかな」で済ませるのかで、右肩上がりになるかならないかがほぼ見えてきます。

そうした姿は、テスト前ではなく、ふだんの取り組みで見えてくるのですよね。

ルーツは個別指導ですし、先生は2人だけから、講師の交代もなく、生徒たちとの距離が近く、また各自の特徴も見えやすいです。

だからこそ、マイルストーンも置きやすく、生徒たちもそこへ向けてがんばりやすいと私たちは思っています。

そのがんばりやすさを引き出すために、成績を右肩上がりにするために必要なことは、最終的には生徒とのコミュニケーションだと考えます。

学校の先生や私たちが、面と向かって、冷静に本人のためになる言葉を伝えていく、そうしたコミュニケーションの積み重ねが、生徒自身を良い方向に導き、点数を上げる土台になっているのではないでしょうか。

塾生それぞれが、第一志望に進んでもらうために、今日も私たちはそうしたコミュニケーションを通じて指導しています。

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