現在読んでいる本の中に、こんなセクションがありました。
「ときには環境を変えて集中してみる」
外国人の著書を、茂木健一郎さんが翻訳したものなのですが、
いつも同じ場所で集中して、なかなか効率が上がらないときは、
いっそのこと場所を変えてやってみると、効率が上がるケースがあるということでした。
たとえば、いつも塾で勉強している子は、家で「塾にいる」と思って勉強してみるとか、
暗記ものを、通学時や下校時に歩きながら覚えてみるとか、そういったものです。
私たちで言えば、いつも塾でしている仕事を、ファミレスやカフェなどでしてみるということですね。
これは、案外はかどるような気がします。
以前、テスト対策の日程を組むときに、いつもお世話になっているゴルピーコーヒーでやってみました。
そうすると、思ったよりも進み、結構な達成感が感じられたのですよね。
中学生からしてみたら、家か塾で勉強する子がほとんどだと思います。
ときには、図書館でしてみたり、あまりオススメはしませんが、
ご両親と一緒にファミレスへ行って、親御さんは本を、
生徒は勉強をしてみたりするのもどうかなと思います。
ともかく、集中してできる環境を作るのは、よりよい成果に結びつけるのに必須ですね。
今回の学年末は、平均につられて点数を下げている子が目立ちました。
平均点は重要ですが、その中でどれだけ点数が取れるかは、通知表にも影響を与えます。
中3になってから大きく成績を伸ばす子も多くいるので、
中1・2生で現状が良くないと思う子も、ここからまた巻き返せばいいのです。
そのために、できない・分からない問題を、根気強く一つ一つできるようにしていくことですね。
この春先にやることは、今まででひっかかっている部分を、
コツコツ仕上げていくことです。
学校ワークもありますし、塾にも多くの種類のワークがあります。
苦手な部分だけを選んで、いろんなワークを使用して克服するのはアリですね。
たくさん問題をこなして、できるようになっていってほしいです。
分からない問題は、質問をしにきてできるようにしてください!!
TOMORROW IS ANOTHER DAY.