先週に楽しみな通知表が返ってきたと思います。頑張った子は頑張ったなりの評価が、ちょっとサボってしまった子はそれなりの評価が数値として表れていますね。
その数字が”悪い”と思うのであれば、改善できるようにやらなくっちゃと当然考えます。
学年末は1年間の評価になるので、2学期で上がって学年末で下がる(3 → 4 → 3)のであれば、学年末で点数が足りなかったということですし、逆に(3 → 4 → 4)だと、学年末でも引き続きがんばったということで、褒めてあげたいですね。
さて、通知表を見る際に意識してほしいのが、ABCでつけられる評価です。直接数字で表されないだけに、イマイチイメージが湧かないかもしれませんが、それらが組み合わさって評価の数字になります。
項目は各教科4~5つずつあります。その中でも、一番上の{意欲・関心・態度}で分かることがあります。
それは、ズバリ学校での授業態度です。学校では、一度に30人以上の生徒を先生が見ます。授業時間が50分なら、単純計算で、一人を見る時間は2分弱・・・一人ひとりを授業中にじっくり見る時間はあまりありません。
ただ、うつむいていたり、周囲の子とタイミングがズレていたりすると目立ちますし、みんなが問題を解いているときになぜか周囲をキョロキョロしていたり指遊びをしていたりすると、やはり目につきます。
反対に、先生の眼をずっと見ていて、うなずいたり、時々言う先生の冗談に笑ってあげたり(?)と、先生の話に対する反応が良いと、この{意欲・関心・態度}で良くつけてもらえる可能性があります。
あくまで可能性ですが。
ということは、おそらくここでAがない子は、総じて最大評価である”5”をもらえる可能性がかなり低くなります。テストで良い点数を取っていても、そこが”C”や”C”に限りなく近い”B”ならば、90点取れていても”5”はもらえません。
なかなか学校の様子が見られなかったり、学校で三者面談があっても何も言われなかったりするときは、そこを見て「積極的に授業に参加」しているかどうかをみてあげるのも良いです。
もし通知表の数字が良くなくても、そこが”A”であれば、授業態度はとても良いということですので、褒めてあげていいと思いますね。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.