ルーツでは、「ルーツのレシピ」なるものを生徒たちに配布し、テスト前に何をしたら良いかをまとめてあります。
昨年から渡すようにしていて、今年はビッグなマイナーチェンジを施しました。「見やすくなった！」という声を聞けたのは一安心です(笑)もちろん、まだまだ改良していきたいので、生徒たちの様子を見て変えていきます。
中身は、実は全然大したことではなく、学校ワークやプリントを2周やってね、ということを見やすい形式にしてある程度です。
まずはその通りにやってほしいのですが、これにはデメリットも存在します。それは・・・
期限内に終わらない子がいます(笑)勉強がもともと好きでない子にとっては、おそらく「えーこんなにやるのかぁ」「全然終わらないよー」なんて考えで手が止まり、脳内が埋め尽くされている気がします。
今回は、20日の月曜日までに、学校ワーク1周目を終わらせてもらうようにレシピを作っています。
塾生たちにとってはテスト1週間前になりますからね。それで終わらせている子はよくやってくれていますが、今日でもまだ終えていない子もごく一部います。
なんとかね、全員が最後まで終わらせてほしいという想いが伝わってくれたらいいのですが。
デメリットのもう一つは、「これだけやればいいや」と考えてしまうことです。
私たちが考える理想は、このレシピはあくまで最低限こなすことです。
そこからワーク3周目でできなかった問題に時間をかけて解き直したり、あるいはルーツオリジナルの模擬テストに再チャレンジしたり、塾にあるワークを借りて、苦手な単元の問題を解き直したり、間違い直しに注力したり・・・。
また、ふだん私たちから言われていることを意識して問題に取り組むことも必要でしょうか。
自分なりに考えて、苦手な部分を一つ一つできるようにしていくようになれば、勉強のやり方は身についたと言ってOKです。免許皆伝のようなカンジですね。
レシピに書かれている内容を進めることは、あくまでやるべきことです。もし今回が、ギリギリワーク1周できたという状態なら、次回の期末は期限通りにやれるようにがんばり直すとか、考え方はいくらでもあります。
生徒たちのために、やることが分かるように示したレシピなので、まずは期限内に全員が終わらせてほしいものです。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.
