小学校のワークでは、文章問題を聞かれるとき、
「書き抜きなさい」「文章中の言葉を使って書きなさい」
というケースが多いです。中には、「文章の最初と最後の5文字を書きなさい」
なんて問題も・・・。
なかなかその違いが理解できない子も、練習すればできるようになります。
ワークの中で同じケースが何回も使われるからですね。
そうすると、自然と文章を最後まで読む力がつくわけですが、
中学生くらいになると、そのあたりが雑になってしまうのですよね。
結局、文章をしっかり読んでいればできた、という過去の言い逃れになってしまいます。
例えば数学では、中2生は証明をやっています。
文章中で、どの部分がヒントになっているのか、どの部分は必要でないのか、
文章から読み取る力が必要になってきます。
それは、もちろん基礎の問題から練習して実につける必要があるのですが、
根本的には、上記小学生の国語が身についているかどうかだと考えています。
小学生の国語を見てきて、「文章の最初と最後の5文字を書きなさい」
という問題に戸惑う子は、実はかなり多いです。
そして大半の理由が、「書く言葉が中途半端になるから」です。
たしかに、見慣れない抜き方をするのですが、
それは正確に問題を理解しているかどうかにもつながってきます。
そこをおろそかにしていると、中学生になったとき、問題文が理解できず、
文章題が手につかない、ということになってきます。
やはり、基本は小学生、しかも国語が大事だと思います。
難しいことは抜きにして、そこで冒頭に書いた問題を練習すれば、
少しずつ理解できるようになってくると思うのですよね。
加えるならば、その文章を声に出して読むことでしょうか。
問題文を最後まで読む大切さが分かってくれば、
ちょっとしたミスも意識して減らせると思います。
問題文を理解することから、文章を読むことから・・・
すべてはそこからです!
TOMORROW IS ANOTHER DAY.
今日よくやったから、明日きっと最幸の一日になると信じよう♪