壁に当たったときこそ考える

昨日、おとといはセンター試験でしたね。もちろん、わたしも受験しました。

初日が終わったその夜、大雪が降り、電車が動くかどうか心配だったので、

父と一緒に受験会場のホテルに急いで予約を取り、宿泊したことを思い出します。

無事に電車は動いたらしいですが。

ニュースや塾生の兄弟の話から、どうやら数ⅡBが非常に難しかったと聞きました。

毎年、数ⅡBは難しいイメージがありますが、今年はさらに・・・ということでしょう。

数ⅠAよりも、平均点は10~15点くらい低いですよね。

順調に行けば、現在の中3生は、3年後にこのセンター試験を受ける子が出てきます。

公立へ行く子は、受験する子が多いですかね。

私立だと、推薦で決まってしまう子もわりと多くいるので・・・。

高校に入れば、ますます自分で勉強する機会が多くなります。

中学ほど、塾に入れるご家庭は、高3にならない限り多くないでしょうから。

仕事でも、勉強でも、日常生活においても、

分からないことは人に聞く、ということはとても大事です。

「どうすればできるようになりますか?」「どうしたらいいですか?」など・・・。

その行動が初めてや、なかなか慣れない行動であれば、自然です。

その上で、今までの経験を踏まえて、自分で考えてみる、

そういう行動って、その場では違うかもしれないけれど、のちのちすごく大事です。

むしろ、「どうすればできるようになりますか?」と聞くよりも、

「自分なりにこう考えて答えを導いてみたのですが、どうですか?」

と聞くほうが、聞き手には好印象ですし、より答えに近づきやすいと考えます。

まだまだ中学生の生徒たちは、宿題や授業など、

分からない問題に対しては空欄だったり、「こんなカンジで・・・」と考えたりして、

答えを求めます。

もちろん、それはそれでOKですが、そこから一歩上がっていくには、

たとえば「前のページの例題を見て、こう考えてきたのですが、どうですか?」と聞くと、

意識が高く、こちらもいつもより+③割り増しの熱意で教えるようになります。

結果その問題が間違っていたとしても、そこは問題ではなく、

「自分で調べ、考えてきた」過程がとても大切なんですよね。

こうなると、質問力という部分にもなってきますが・・・

つまり、素直に「どうですか?」と聞くのは良いことですが、

自分なりに解決策を考えてきた上で、「こう考えたのですがどうですか?」と聞くほうが、

お互いにとって理解も関係性も深まるということです。

自分なりに『案』として考えたことならば、「やっぱダメか」と思うより、

「なるほどなるほど」という理解のほうが大きいと思うのですよね。

わたしがそうですから、みんなもきっとそうでしょう(笑)

壁にぶつかったときほど、いくつもの解決策を見出すまで考えてみること、

そして質問するときにそれらの策を出して聞いてみること、

大人になったら当然のことですので、それを今のうちからくせにしておくと、

社会に出たときに一歩も二歩もリードして「デキる人」と思われると思いますよ。

あくまでわたしの主観ですがね(笑)

そうして、力がついていくのだと思います。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.