間違えたあとに持つべき1つの考え

時々塾生の口から聞かれるのが、「これまだ習っていない」という言葉です。夏休み用のワークは、どの教科書にも対応するように書かれているので、中には本当に習っていない問題があることもあります。

ただ、上記の言葉は、いずれも「今まで習った単元をおさらいしているとき」に聞く言葉です。特に英単語が多いでしょうか。

私たちからすれば、「あっ勉強していないな」というのが一発で分かります。ページをさかのぼって単語欄を見せると、ほぼ解決するのですけどね。

「習っていない」と一言で片づけるのと、「う~ん何だっけ・・・」と必死に思い出そうとするのと、どちらがあとで身につくかは一目瞭然です。

そして、「習っていない」という子は、たいてい何かのせいにします。それは勉強に限らず、ふだん生活していてもなにかと「自分は悪くない。〇〇が悪い」と考えます。

まだまだ自分には様々な可能性があるということに気づかず、自分で可能性にふたをしている状態ですね。

こちらは、できるようになってほしいという想いで指導しています。しかし、生徒にできるようになりたいという気持ちがなければ、想いは一方通行で、もしかしたら生徒を通過してしまっているかもしれません。

何かのせいにするということは、原因が自分にあると気づいていないです。原因に気づかなければ、修正ができず、よくなることはありませんね。

問題を間違えたくないから何かのせいにしてしまうこともあるかもしれませんが、その考えは必要ありません。

間違えたら、次に間違えないように覚えることです。どうやって解くのかも分からなければ、質問をすることです。質問もしないで、分からないの一点張りで、結果自分は悪くないと他人のせいにするのは、裸の王様と一緒です。

中学生は、まだまだ未来をいくらでも変えられる年齢ですから、他人のせいにするのではなく、自分に原因があるから一つ一つ改善しようと考えることですね。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.

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