いかに”持たない方”でバランスを取るか

塾生たちを見ていて、ちょっとネムネムだったり体調がすぐれなかったりして集中がないときは、手で顔を支えたりシャーペンを”持たない方”の手を自由にさせたりして、なかなか勉強に気が向かないです。

一方で、シャーペンを持たない方の手でノートやワークを押さえ、背筋を伸ばして問題を解くと、知らぬ間に手が進み、案外勉強もはかどります。

結構女の子はそういった姿でやってくれるケースが多いですが、どうしても男の子はシャーペンを”持たない方”がフラフラすることがあります。

男の子が上記の姿勢でやってくれると、ものすごく集中してよく手が動いているのですよね。

実際、20時台に授業を行った中2ボーイは、波があることもありますが、今日は姿勢がビシッと決まったまま問題を解いていたことで、連立方程式の問題がよくできていました。お母様に見せたかったくらいです(笑)

姿勢は、勉強に限らず、スポーツでもかなり重要視されるのではないでしょうか。

私は野球をやっていたのですが、高校のときは捕球する姿勢からたたきこまれました。

硬式球はあまりはねないので、とにかく腰を落とし、かつスムーズに送球できるような姿勢を体に覚えさせることを最初に学びました。先輩たちを見ていても、自然とその動きができている先輩は、とても守備が上手かったことを覚えています。

たとえばサッカーでも、ドリブルしているときに前ばかり見ていると横からチャージを受けたときに対応が遅れるので、胸を張って姿勢を良くしてドリブルすることが大切だと、なにかの記事で読みました。

そういった姿勢は、なにげない日常生活から出てくるものなんですよね。ふだんの生活で無意識に出ていることが、勉強やスポーツでも無意識に出てしまうものです。

そこをクリアするには、やはり意識して良い姿勢を保つことから始める必要があります。

勉強でも、姿勢が良いまま問題を解いている子は、比較的点数が伸びやすい傾向にあります。きっと、良い姿勢が、良い集中を生むのでしょうね。

良い姿勢を作るには、まずは”持たない方”でワークやノートをおさえ、勉強に対する姿勢のバランスを取ってあげることです。

なかなか集中できないときこそ、姿勢に気を配ってみることも良いと思います。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.

スポンサーリンク
ルーツの広告
トップへ戻る