選択肢を複数持つ

塾生たちには、全県模試の過去問を、解説をつけながら取り組んでもらっています。

あくまで過去問ですから、同じ問題は出題されないということを前提の上で言いますが、過去問はとても良い教材です。

いろんな考え方が詰まっていますし、細かく区切って説明することで、「ここでコレを使う」などの指示が出しやすいです。

さらに言えば、今まで習ってきたことがこういった場面で使えるということを塾生に伝えることができるので、復習に対する意味が必然と出てきます。

ふだん、私は数学と理科をメインに指導しているので、数学の話に偏りがちですが、、、たとえば一次関数のグラフの問題はときどき、工夫することで小学生でも解けるようになるケースがあります。

問題を読みながら、グラフのどこからスタートしてどこでグラフの向きや角度が変わるのか、ゴールはどこかを見ることができれば、意外とスムーズに解けるのですよね。

中学生だから、中学生の解き方をしなければいけないというわけではありません。

小学生の時に習った解き方を使えたら、もしかしたら中学で習う解き方よりも簡単に解けるかもしれません。

模試や入試レベルになってくると、解き方っていくつかあるのですよね。

そして、問題と向き合った時に、解き方をいくつか持っていることで、「この問題はこのパターンで解こうか、いやチガウカー」「こっちのパターンかな?」と考え、答えにたどり着きやすくなります。

選択肢を複数持つことは、中学生からしてみればそういった答えへのたどりつきやすさがあります。それが、年を重ねるごとに、将来なりたい自分へと変化していくのですよね。

塾生から、将来についてちょっと話がありました。今はまったくもって、将来に悲観することはないですし、いくつもなりたい仕事というものを持つという考えに大賛成です。

こういった時間って、もっと持ちたいというか、こちらにとってもものすごく有意義な時間なんですよね。とても嬉しく、良い時間をもらいました。

あとは、それらになったときに、自分が輝いているか、楽しんでやれそうかをイメージしてみるといいです。

そんな素敵なイメージができてくると、自然と今の生活も楽しくなるのではないかなと考えますね。

そうなると、進むべき高校を選ぶにあたり、体験入学ってのはただ行くだけでなく、将来の自分へのステップになるかどうかという考えのもとで行くことになるはずなので、とても良い意味をもつ時間になります。

みんながそういった考えのもとで体験入学に参加できるといいですよね。

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