テスト1週間とちょっと前のこのタイミングで、模擬テストを実施しました。
中3生たちは、さすがの姿勢で必死に取り組んでいる様子が印象的でした。時間まで、集中して問題を解いている姿を、中2生たちはよく目に焼き付けてほしいです。
なぜか、中3・中1生は集中してくれていましたが、中2生はどうも集中がなく、ボーっとしている姿、時計ばかり気にしている姿が目につきました。
勉強量もそうですし、なにか取り組み方から根本的に変えていく必要があると感じます。
時間が長く感じたということは、ほぼカンペキに理解できているか、全くできていないかのどちらかです。まずは、そういった時間に対する感覚から変えていくことですね。
そのためには、やはりできる問題を一つずつ増やしていくことです。
テスト直しを丁寧にやって、満点になるまで何度も解き直してください。
中2であれば、合同条件3つや角度の計算問題は必ず出ますし、一次関数の利用もテスト範囲です。平均点がグッと下がりそうなこのタイミングで、いかにして点数が取れるかというのも、がんばり具合がはっきり出ます。
勉強って、分かるようになってくると楽しいものですし、そのためには自分なりに理解しようとする姿勢があるといいです。
クラブチームなどに所属していると、どうしてもそちら優先で、勉強は後回し、という子も少なくないですが、そういう子こそ勉強への意識を高めてほしいです。
「クラブで忙しいから勉強する時間が取れない」ではなく、「クラブで大好きなスポーツをやらせてもらっているのだから、勉強くらい自分でなんとかしよう」という考えがほしいですね。
そういった勉強に対する考え方を持ててこそ、高校に進学しても自分で考えてプレーしたり、足りない部分を冷静に分析したりできるのではないかなと思います。
どうも、好きでやっているはずのクラブチームを理由に、勉強から逃れているように思えてしまう自分がいます。
うまくなりたいから、あえて学校の部活動でなくクラブチームに入っていると思います。じゃあ、どうしたらうまくなるのか、どうしたら必要とされるのか、考える基となるのは、やはり勉強なんですよね。
できるまであきらめない、そういった根性って、必ずプレーにも活かされてきます。
なにより、学生の本分は勉強です。