「仕事は楽しいかね?」という、デイル・ドーテンさんのシリーズ第1作に出てくる言葉です。
できるできないじゃない、やるかやらないか。にも通じるところです。
昨日のブログで、「生徒とのコミュニケーションを意識」していると書きました。
昨日のブログはコチラから。
https://blog.kobetsuroots.com/2022/03/07/post-5278/
授業をしながら、各生徒にどんな声掛けをしていくか、、、興味を引く話なのか、私ごとの話なのか、笑いなのか、、、それぞれ考えています。
計算ができたとして、英単語が書けたとして、テストで点数が取れるようになるだけなら、そうした声掛けは必要ないと考える親御さんもいるかもしれません。
おそらくそれは、今までの塾の在り方だったろうと思います。それこそ、今の30代後半から40代の親御さんが通っていた塾がそんな感じでしたから。
ただ、それをすることで、勉強に対する意識って増えるか減るかの両極端になっていると思います。
それを、この塾なら通いたいな、勉強すること自体がイヤではなくなる、そんな考えに持っていくには、淡々とした授業に、わかりやすい授業にプラスして、先生と生徒との信頼関係も必要です。
生徒とのコミュニケーションは、ローマと同じで一日にしてならず。
生徒への声掛けを、あれやこれや試行錯誤しながら試していって、この問いに反応が鈍い、こっちには反応が良い、ならばもう少し深堀しよう、そうやってしています。
まさに、試してみることに失敗はない!です。
これは私たちだけでなく、もちろん生徒たちも使えます。
この勉強法ではテストの点数が取れなかった、ならば次はどんな勉強方法をしてみようか、誰のやり方を真似してみようか、もしくは自分であみだしてみようか。
そう考えながらする勉強は、おそらく普段と違った風景になるはずです。
まあ、結果「基本が大事」に行き着くのですけど。
勉強ができないのではなく、ただやっていない、トライしていないだけです。応用ができないのは、基本が5秒以内にパッと出てこない、もしくは基本の使い方が分かっていないだけです。
応用問題で大切なのは、「ここでこの基本を使う」が出てくるかどうか。
それを引き出すには、ただ勉強ができるだけでなく、自分なりに考えを組み立てられることが求められます。
実は、コミュニケーションをとる目的は、最終的にはそうやって自分なりの考えを、言いたいことを相手にわかるように話せるようになることなんです。
大人でも必須のスキルですから、それを練習することは、将来のための勉強なんです。