ボチボチ学校でも授業が始まっているようで、中1生も順調に取り組めていると言ってくれました。一安心です。
今日で、気づいたらテスト3週間前なんですよね。GW最後の5月5日なんて、テスト1週間前、、、公立入試の日程が早まった影響が早くも出ていると感じます。
ということはつまり、GWの過ごし方が、中間テストで点数が取れるかどうかの分かれ目になりそうです。
幸いにも、各生徒たちは順調に授業を進めてくれているので、テスト範囲に困ることはなさそうです。ここからの追い込みは、もう来週から始めていく必要があるなと考えますね。
特に中3生は、今年から1学期の内申点がさらに重要になってくるので、今回のテストからフルパワーで臨む必要があります。1学期の内申点が、中間と期末の平均で出てくるだけに、その重要性を理解してもらいたいですね。
今日面談をさせていただいたお母さまとの会話の中に、「ぜひ我が子の内面を引き出してあげてください」という発言がありました。
どうやら、家での様子と、外での様子はかなりギャップがあるとのことでした。
私もそうでしたが、結構そうした人見知りな生徒さんは多いです。お母さまの中には、そんな性格なので個別のほうがいいな、なんてお考えの方もいらっしゃるでしょうか。
過去に、とても内気でおとなしい子がいました。覚王山で勤務していた時の生徒さんで、読書が好きとは話に聞いていましたが、そのおかげか数学に関してはなかなか思うように点数がついてこず、どうしたものかと私自身悩んでいました。
入塾いただいたのが中2の夏か冬か定かではないですが、まあとても心配していた子の一人でした。
そんなこんなで中3の冬が近づき、そろそろ志望校をといったころに、もっと彼の内面を理解しようと彼が読んでいる本について質問し始めました。
最初は彼も戸惑っていたようですが、徐々に慣れてきたのか、この本がどうだ、あの本はいいです、とあれやこれや話し始めてくれました。
最終的には、私との授業でよく笑ってくれるようになり、周囲の中3生たちも「先生、あの子かなり変わったね」と驚くまでになってくれました。
結果的に私立の推薦を取ってくれ、素敵な年賀状をいただくなど、なにか彼との関係を築けたことが、指導するにあたって自信になった出来事の一つなんですよね。
そんなことから、生徒とのコミュニケーションが、なにより成績をUPさせるための一番のポイントだと考えています。
だんだん成績が下がってきた、でもなかなか質問できないし言えないな、なんて内気な生徒さんには、私たちは時間をかけてでもコミュニケーションをとる努力を、人懐っこい生徒さんよりもずっとしています。
そうした中で変化が起きてくれば、様々な良い方向へ進化していってくれるのですよね。
そんな期待を込めて、今日も生徒たちと授業に限らず会話するようにしています。