昨日まで3連休ということもあり、少し魂は抜けそうかなと思いきや、みんなよくがんばっていました!
旭中は木曜から、西中は来週、それぞれテストが控えています。
何度も伝えていますが、中3生にとっては自分の進路を決める大事なテスト第1弾です。
受験対策含め、例年になく中3生に特に喝を入れることが多くなっています。
その根底には、「もっともっとできるはず」という想いがあります。
なにか、自分でブレーキをかけているような、”これくらいでいいです・・・”とうっすらとした声が聞こえてくるような、そんな雰囲気があるんですよね。
あまり踏み込んでも、本人に響かなければ暖簾に腕押しですし、かといって引っ張っていかないとコロッとテストでやられそうな雰囲気があるので、さじ加減がなかなか難しいところです。
どの学年においても言えることですが、抜けた魂を戻すには、かなり本人が意識しないと戻りにくいのですよね。
中学3年間で、魂が抜ける瞬間って、私たちはどの子にもあると考えています。特に男の子が多いかな。
それは仕方ない。人間ですもの。
そこから、本人なりに「ヤバい」と自覚したり、目標が定まったりすると、目が覚めて魂がスーッと戻ってきます。
魂が戻ってくると、目の輝き・強さが変わってきます。
すると、先生の言うことが頭の中に入ってくるようになり、勉強への意欲が増してきます。
そうやって努力を重ねていくことで、成績は右肩上がりで伸びていくのです。
魂が抜けた状態は、大きく分けて2種類あります。
1つ目は、よく言われる反抗期や中2病といった、見た目からしてダラダラしている状態です。
もう1つは、雑にやっている状態です。
途中式をすべて書かずに、最後のほうの計算は頭でやっている、国語や英語でも問題文を最後まで読まずに自己判断で解いている、そんな感じでしょうか。
心当たりがある子は比較的多いと思います。
いわゆる”詰めが甘い”ってやつですね。
ルーツは個別指導ですから、そうした細かい部分を雑にやっているというのは、そばにいるわれわれには見えてしまうのです。
〇付けをわれわれが行いますから、雑さがより際立って見えてしまうのですよね。
魂が抜けた2つ目の状態は、そうしたわれわれの視線を気にすることなく、雑にやって間違え、「あー間違えた」で済ませています。
この状態と、この状態からの脱却を、何度も何度も根気強く説明しています。
中3でこの状態はまずいし、脱却するためにまずはこちらの指示通りに解くこと。
どの子も、実力はあります。ただ、取り組みや意識次第で、伸びる力も伸びません。
なんとか、調子が良かった状態の頃に戻ってもらうために、本人に「今の意識・取り組みを変えよう」と気づいてほしいものです。
そこまで、まだまだまだまだ何度でも説明していきます。