テスト結果がボチボチそろってきています。
今回のテスト前は、おそらくほとんどの子が私から喝を入れられたのではないでしょうか。
夏休みが終わり、ひと段落した雰囲気を醸し出す子や、テストへの意識がなかなか向いていない子や、「なにがなんでも」点数を取ろうという気持ちが見えない子など・・・大変でした(笑)
ルーツ始まって以来じゃないでしょうか、こんなにいろんな子に言ったのは。
中でも、中3生で、「何点くらいを目指している?」という私の問いに対して、「400点取れたらいいかなぁ」と返した子がいました。
この子は、自己ベストは450点弱、中1と中2では400点を下回ることがなかったのですが、中3になってなかなか点数が上がってこない状態でした。
そこで、上記の質問をしてみたところ、まあ案の定というか、目に見えない部分ですが必死さがまったく見えない状態でした。
あたりさわりなく流れで問題を解いているような、理解しようではなく丸覚えしておけばいいでしょくらいの気持ちだったのかもしれません。
そこは、私たちは見抜いています。
そばで見させてもらっていますから、1か月も担当させていただければ、集中して取り組んでいる/いない、必死さがある/ないなどは問題を解く姿勢や雰囲気で分かります。
ですが、中3生は大事な大事なテスト第一弾、ここで気持ちを緩めるわけにはいきませんから、ガッツリと言いました。
今回は、それがうまくハマってくれたのか、無事に420点以上をマーク、本人も一安心でしょう。
ただ、まだまだ点数の上積みはできるので、日々言い続けていることを自分なりに意識して取り組んでほしいですね。
タイトルにある「なにがなんでも」という気持ちって、大事なんですよね。
全面に出そうが内に秘めていようが、どちらでもいいです。
全面に出すなら、「先生、絶対できるようになりたいから教えてください」と、自習の時にしわしわになったワークやプリントを持ってくる姿、内に秘めるなら、その場では間違えても次からは何度解いても正解する姿でしょうか。
そういった姿って、必ずだれかが見てくれているのですよね。
ルーツでは、もちろん私たちが見ていますし、ご家庭では親御さんが、学校では友達や先生たちが見ています。
そして、「なにがなんでも」という気持ちで取り組んでいる姿って、カッコいいんですよ。
ルーツ生たちには、それを分かってほしい。歴代の先輩たちは、振り返ってみればみんなそうやって必死に問題を解いて質問に来てできるようにしていましたから。
次は期末テスト、「なにがなんでも」という強い気持ちをもって勉強を頑張ってほしいです。