まだテストまで少し余裕があるこの時期に、今自分が何をすればいいのかを伝えていっています。
たとえば英語では、単語＆基本文、本文の暗記に着手することは、テスト前では遅いので、この時期に取り組むべきです。
数学でも、新たに学んだ公式を使って、辺の長さや角度を求められるようすることは、やはりこの時期に身につけておきたいです。
そう考えると、よくいる「テスト前だけちゃんと」やれても、おそらくその場限りで終わってしまい、定着までに至らない可能性が高いです。
中学生のゴールは、入試で行きたい高校に合格することですから、入試に対応できる努力を、そして入試問題の解き方を覚えていく必要があると思うのですよね。
中3生たちに対しては、入試に合格するために、テスト前の期間はテスト対策に全力を、まだ余裕のある今の時期はもう入試過去問に着手していってほしいものです。
期末が終われば、すぐに12月、、、私立推薦を目指す子は、12月初旬の面談で進路が決まります。
もう、志望校を決める時期にきているのですよね。
今日も中3ボーイに、進路の話をしました。彼が行きたいなと考えている高校には、まだ手が届いていません。そこになんとかして行きたいのなら、今からでも必死になるべきです。
ただ、こちらが猛烈にハッパをかけたとして、やるのはほんの一瞬で、高校に入学したら下手をすると燃え尽き症候群におちいる可能性もあります。
高校に入ったら勉強をせず、もしくは勉強についていけず、勉強に追われて高校生活も楽しめない、、、そうなったら、その高校に入った意味って何だったんだろうと思ってしまいます。
最終的に進路を決めるのは本人ですから、本人の意見を尊重します。そのうえで、手が届いていないなら、そこに必要な努力をするかランクを下げるか、その選択も本人にとってとても大切です。
自分の行きたい志望校に手を届かせるためにも、まずは今、この時期をがんばってほしいです。
