大変さが自分の基準を上げる

過去にこんな体験をしました。

大学2年のときに、交通誘導のアルバイトをしていて、それがとても楽しくて、ドハマりしていたころです。

当時のアルバイト先が、大規模な工事をしていたため、営業時間を過ぎてから夜通しで道路を拡張&舗装する計画でした。一般車が入らないようにと、初めての夜勤で気合を入れて臨んだ日だったので、今でも覚えています。

夜かつ、かなり寒かったので、特に対応する車もほとんどなく、同僚の方が差し入れに味噌汁をポットに入れて持ってきてくれたのが懐かしい・・・

工事が順調に進み、日が昇る前には終わりそうだよと無線が飛んで、「もう少しだなー」と思っていた矢先、まさかの水道管を破壊して工事延長。。。翌日が研修だっただけに、不安を覚えました。

結果的に日が昇って、朝方終わることになったのですが、夜通し外で働いていた経験は、そのときだけでした(笑)

さすがにそのときは、「大変だなぁ」と思いましたが、思えば大変さという意味では、20代前半が一番でしたし、自分の基準を大いに上げてくれたなと考えます(笑)

これから経験していく中で、つらいことや大変なことなど、さまざま思うことがあると思います。

ただ、それらはすべて自分の基準を作っていくもので、その経験を上回る経験をすることで、自分の基準が上がり、成長していくのですよね。

今はルーツ、塾です。勉強することで、たくさん量をこなすことで、自分の基準を上げてほしい、限りなく成長していってほしい、そんな思いを持っています。

思うように点数が取れていない子は、自分の中で「勉強している」とは言っていても、まあまあ量は少ないです。勉強している気になっているだけで、おそらくイヤイヤ勉強している時間が長く感じられるから、長い時間勉強している「気になって」いるだけです。

厳しい言い方ですが、そんなもんです。

ちょうど、3月の課題としてワークの解き直し、テストの再確認を提出してもらうよう指示を出しています。

どうやら、各生徒に確認すると、非常に多くの課題が残っていると聞いています。

どうかなー、やれるかなー、とやきもきしながら見ていますが、自分の中で「これだけやれた!」という自信を持ってもらうためにも、最後までやり切ってくれる生徒たちを楽しみに待ちます。

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