自信と過信の違い

生徒の中には、計算を暗算でする子がいます。

もちろん、計算力に自信があるので、頭の中で計算するのでしょう。

私も、中学までは「へっ、途中式なんていらねーぜ」なんて思いながら、

あまり途中式も書かず問題を解いていました。

小学校のころは、「頭の中が計算機」なんてあだ名がついたくらいですから(笑)

そこから、途中式を書くようになったのは、まずは母親から勧められた?ことです。

親戚に慶応大生がいて、そのお兄ちゃんはいつも、

これでもかってくらい途中式を書いているって言ってたよ、そう母から言われていました。

私は、これといって気にも留めていませんでしたが、

計算が少しずつ複雑になるにつれて、暗算では限界が来るときがあるのですよね。

解いていても、さっきの計算がなんだったか忘れてしまい、時間をロスしてしまう・・・

さらには「こんな計算できるのに!」・・・ミスをしてしまう。。。

間違えることはかなりへこみますし、ショックも大きかったです。

そこで、しぶしぶ途中式を書くようにしました。

最初は、「面倒だなぁ」と思っていましたが、途中式を書くことで、ミスに気づきやすいです。

特に、その場では気づかなくても、見直しをしたときにミスに気づく確率は、

暗算で計算したときに比べて3~4倍も高くなります。(ルーツ調べ)

計算に自信があると考えていた私は、

「暗算で解けるぜフフーン」という過信に変わっていたことに気づいたのです。

もっと早くに気づけよと突っ込まれそうですが・・・

まぁ気づいたのが高校2年くらいだったので。。。

自信と過信の境は、区別がしにくいと思います。

まず、目に見えるものではないですし、どんな状態が過信、というのも言いにくいですね。

しかし、アタリマエにできそうな計算ほど、途中式を書くことは、

過信はしていないという立派な証拠になります。

ということで、計算をする際には、必ず途中式を書いてくださいね☆

ちなみに、途中式を書いていくと、考え方が頭の中で整理され、

文章題や応用問題に当たっても、冷静に取り組める確率は2倍になります。(ルーツ調べ)

書く量が増えるだけで、実はメリットだらけなんですよ。

特に男の子には、声を大にして伝えていきたいですね!

TOMORROW IS ANOTHER DAY.
今日よくやったから、明日きっと最幸の一日になると信じよう♪

スポンサーリンク
ルーツの広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
ルーツの広告
トップへ戻る