小学5年生くらいのころに、「式と計算」という単元で、
工夫して計算するような問題が出てきます。
小4くらいでも少し触れているのですが・・・。
基本的な計算と、工夫して行う計算が確実に出来ると、
応用になればなるほど力を発揮してくるように思えます。
計算は、たす・ひく・かける・わるの4種類ですね。
工夫して計算するというのは、計算のきまりが大前提となってきます・・・
たとえば、36×15なんていうのは、15を10と5に分けて、
まずは36×10をして、そのあと36×5をすればいいです。
その36×5も、5は10の半分なので、36を半分にして、5を2倍にする、
36×5=18×10と同じ値になります。
そうして考えるくせが身についてくると、計算もぐっと速くなり、
時間との勝負でもある入試では、ギリギリまで考えられます。
計算も、もとをたどれば暗記ですよね。
たしざんや、九九は習っている人はだれでもスラスラ言えるはず・・・
そこから計算のすべてが始まっていますから、
数学が苦手な子は、暗算を意識してみるといいかもしれませんね。
さて、今日は一日3コマ・4コマ授業をがんばってくれた生徒がいました。
3コマだと、1.5時間×3コマで4.5時間、4コマなら6時間がんばったことになります。
中でも、4時間頑張った子は、ワークを進めるスピードが最後まで速かったです。
中3生、立派ですね。正答率も、理解している単元は高かったです♪
苦手な部分をしっかりとつぶしていかなければ・・・。
彼は、中2の夏にルーツの仲間入りをしてくれました。
思えば最初は、学校の宿題を手伝い、文章どころか単語の意味すらほぼ全滅で・・・
そんな彼が、最近は問題をスラスラと解く姿に、とても感動しています。
これがあるから、先生、特に個別指導という仕事にやりがいを感じるのですよね。
これは井上先生も一緒で、繰り返し説明しても少し期間が経つと忘れてしまう子が、
授業で難しい問題に1人でチャレンジして正解した姿を見て、感動したと言っていました。
そういうところ、生徒の成長した部分に立ち会えるというのは、
本当に嬉しいことです。
そして、それを見続けられるように、こちらも全力で教え、努力しています。
できればその感動と喜びを、ご家族とともに分かち合えたらなぁ、
むしろその出来る場に一緒にいてくれたらなぁ、心からそう思いますね。
わが子のできるようになる瞬間って、なかなか立ち会うことができませんし、
本当に一瞬ですから、見逃しやすいんですよね。
そういう瞬間には、常に敏感になっておきたいものです。
明日も10時から!!
TOMORROW IS ANOTHER DAY.
今日よくやったから、明日きっと最幸の一日になると信じよう♪