思い起こせば、私も中学時代そうだったのですが・・・
分からない問題に対して、考える時間が長くなると、頭の中で違うことを考え出しますね。
そして時間だけが過ぎていって、結果分からないままにしてしまう。
最終的にはそれが積み重なって苦手単元となっていくのでしょう。
教えているときでも、とても感じます。
「この答え」を引き出したいがために、あれこれ言葉を変えつつ質問し、
引き出せたら本人の気付きとなりますが、それが出るようででない、
その時間が長くなっていくと、考える力も削られていってしまう・・・
まだまだ指導に幅が持てていないなぁと実感することもあります。
本人に答えを見つけてもらう、納得してもらうためにさまざまなヒントを出しますが、
ヒントを出しすぎてもダメだということですよね。
考える力って、本人なりに考えて導き出すからついてくると思うのです。
再び、少しずつですが本を読み始めました。
本屋にはよく出没するのですが、これといって読みたい本が最近なく、
かたっぱしから読むというのも、読書嫌いな私には苦なので・・・(笑)
たまたま、スポーツ選手の本があったので、購入しました。
だいぶ前に出されていたのですが、
巨人からメジャーリーグに渡り、2013年にワールドシリーズで胴上げ投手になった、
上原浩治投手の本です。
メジャーでの苦悩から、胴上げ投手にいたるまで、さまざま書かれています。
ワールドシリーズで優勝したときのインタビューで、
「はきそう・・・」と言ったのも、納得です(笑)
ブログでも、ご本人の心境が多々つづられているので、おもしろいですね♪
そんな上原投手の本で、いくつか勉強になった部分があったのですが、
その一部に、「最後に信じるのは自分の感覚」というようなことが書かれていました。
いろんな方からアドバイスをもらったり、すごい選手の真似をしたりしても、
結局自分にしっくりくるものに出会わなければ中途半端になる、
そんなカンジの文章でした。
さらに、毎日微妙に体調や感覚が違うから、
その日その日のベスト、その年その年のベストでプレーするために、
常に自分で考えることを意識している、
そのようなことも書かれていました。
これは、勉強法においても同じことが言えますね。
あれやこれや勉強法を教わっても、自分でこれがいいのでは、
というものを見つけて、それで結果が出せたら、それを続けるべきですね。
もちろん、しっかりとした結果が出ることが大前提ですが。
ベストな結果を出すために、1年でも長く選手でいるために、
必要なことはすべてするし、そうできるようにまず自分でどうしたらいいか考える、
そういうことも書かれていました。
プロですよね。大いに共感しました。
現在、中1生はかなりがんばってくれているように感じます。
今日も、2人自習に来て、さっそく学校ワークが終わった、なんて話が聞けました。
あと10日で学年末テストが始まりますからね。良いペースではないでしょうか。
中2生はどうですか?
学校ワーク、進められていますか?
1人かなり進められている子は見つけることができましたが、
その子だけのような気がします。
部活が忙しいからですか?なにか用事があるからですか?
部活が休みになったらしっかりやるということですかね?
中1生は部活もありつつやってくれていますけどね。
結局、2人とも1時間以上やっていきましたでしょうか。
その差は、意識の違いなのかなーと思いますよ。
部活が一息ついてからやるか、それとも今からやるか、
それだけでも力の伸びは変わると思います。
とくに、4月からは受験生ですからね。
部活を言い訳にしていたら、あっというまに秋が来て、
そこから基本をおさらいし始めたら、あっという間に冬が来て、
目指すところの選択肢は限られてしまいます。
そういう流れに、良い意味でのらぬよう、今を大切に過ごしてほしいものです。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.