できている自分をイメージする②

16:25=x:500
xはいくつでしょう?という問題、、、

中3生は、25x=16×500と、学校で習ったように「内内外外」で計算、、、
小学生に、同じ問題を解かせたら、
まず500÷25をして、それに16をかけました。

どちらも正解しましたが、どちらのほうがより簡単に解けるか。。。

手間を考えたとき、もちろん後者の方が計算ミスが少ないです。
でも、忘れているのですよね、小学校の解き方を。。。

算数から数学へ、小学校から中学校へ、つながっているのですよ。
だから、小学校の授業をなあなあにしていたり、
「小学校では目いっぱい遊ばせる」という考えだと、中学校に行って苦労します。

だれがって?「目いっぱい遊ばせる」と考えているご両親ではなく、
生徒本人が!です。

ならば、遊ばせつつ、勉強はしっかりやらせたほうが、
のちのち生徒のためになってくると、私は感じますね。

さて、先日のブログで、イメージについて少し触れました。

これは、お休みの期間中に読んだ本から学んだことです。
その本は、「自分繁盛」という、
メンタルトレーナーである久瑠あさ美さんが書いたものです。

メンタルトレーナーとはいってもあまりなじみがないかもしれませんが、、、
精神的に支えるプロのコーチといったところでしょうか。

私が高校1年のときに、部活でメンタルトレーニングの外部コーチを招いていました。
そこから、少しメンタルトレーニングについて興味を持つようになりました。

心理学にも通じるものがありますかね。

この「自分繁盛」という本の中で、「できる自分をイメージする」という文章が出てきます。
これがなかなか難しいのですよね(笑)

あまり過去の栄光にすがってもしかたないですが、私の記憶だと、
勉強での「できるイメージ」って小学校でがんばっていた公文までさかのぼりますから(笑)

いろいろ記憶をたどって、良い点数だった時を思い浮かべると、
たしかに「こんな点数を取ったなぁ」なんて出てきます。

不思議と、それを思い出すと、まだまだ自分はやれるなと思うようになります。

おそらく、勉強が苦手な子は、そういったできるイメージ、
どういう状態になったらできると言えるのか、という部分が見えていないのかなと感じます。

だから、一つ一つ、できる問題を増やしていって、
本人なりの「できた」を増やし、イメージとして残していくことが、
勉強において力をつけていく方法のひとつなのかなと考えました。

今日お越しいただいたお母様も、「勉強の仕方が・・・」とおっしゃっていました。
中学生で、だれからも教わらずに勉強のやり方を身につけることは、
かなりハードルの高いことだと思います。

だから、そういったやり方なりつまづきを、同じ目線で一緒に解決していく先生が、
解決していく塾が必要なのではないかなと考えました。

ルーツは、いつでもそういった塾でありたいと、
読んだ本から、そして今日お越しいただいたお母様から、改めて強く感じました。

ここから、また一歩一歩歩んでいきます。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.

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