中1ボーイとの授業で、改めて身に染みることがありました。
冬休み中に、ワークを直接書く課題を出しているのですが、
このボーイはまだ提出していません。
あとどのくらいかを一緒に見ていったところ、かなりやってありました。
「もう一息!これらのページを進めたら終わるね!」
と声をかけていたのですが・・・
授業後に、「先生、あとどのページをやればいいのですか?」
という質問。。。
話が全く伝わっていない瞬間でした。
ついつい、「さっき言ったばかりでしょう」と言ってしまいましたが、
いけませんね。
生徒にとっては、声をかけていた部分が、
「何を言われているか分からない」状態だったというところでしょうか。
説明し、理解してもらうというのは、容易なことではないですね。
こちらからの指示を、的確に理解し、実行してくれる子は、
授業で見ていても、ひとりで進める力を持っている子です。
なかなか伝わらない子は、ちょっと問題文が長くなると、
「何を言っているのかわからない」状態で、手につきません。
説明し、理解してもらう力をつけることと、できるようになることって、
結構相関関係があると考えます。
理解するには、頭の中で考え、自分なりに答えを見つけることになりますから。
伝わり方については、いくつか本を読んだことがありますが、
4~5割ほどということがよく書かれています。
とても納得ですね。
それをふまえて、指導していく必要があります。
本来の意味は違いますが、「話半分」という言葉がこういうことに使われるのも、
いたしかたないですね。
理解してもらうには、逐一本人に確認していくことが早いかなと思います。
説明がしっかりと伝わる関係・授業を築いていきたいものです。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.