ただやるだけでなく、頭を使う

ボチボチ春休みに入りますね。今週末には桜の開花予想も出て、いよいよ春も本番です。

今年は、メジャーリーグの開幕戦が日本で行われるということで、また日本人選手がメジャーリーグで活躍していることで、アメリカでの野球の情報も多く入ってくるようになりました。

何気に興味があったのが、「メジャーの第一線で活躍されている選手たちが、どんなことを考えているか」です。

たまたまニュースで、元プロ野球選手の方がメジャーの選手にインタビューをしていました。そこで、チラッと考えを聞くことができたのですが、その選手は「非常に細かく繊細な部分を確かめるために練習している」と答えていました。

外国人の選手は来た球をスコーンと気持ちよく打って終わり、なんてイメージがちょっとあったので、「ボールの回転を意識しながら、この角度・回転ならスタンドに運べる」という意図をもって練習している姿はかなりインパクトがありました。

まあ、そんなことを考えながら、そしてそれができるから第一線で活躍されているのだと、考え方を変えました。

また、昨夜は日本一に輝いたソフトバンクの捕手である甲斐選手が、ノムさんと対談をしていました。そのあとの桑田さんのインタビューもでしたが、とても興味深かったです。

盗塁を刺すために、「どれだけ捕ってから速く、正確に」投げられるかを考えた結果、いくつかのポイントを挙げてそれらを徹底して練習しているそうです。

ただ体に覚えさせるだけでなく、そこに”盗塁を刺すため””チームを勝たせるため”という目的があるから、頭の中で考えることができるのですね。

塾生の中にも、長くやれる子、短期集中の子、コツコツやってくれる子、とにかく家に早く帰ろうとする子・・・様々います。

それぞれの子たちが、例えば長くやれる子が、「ちょっと時間を短めにして早く切り上げる」練習をしたら、短い時間で成果を出すためにどうするかを考えるようになります。

短期集中の子が、「今日は調子がいいからあと3問解いてみようかな」「集中が続くまで限界突破や」なんて考えて問題を多めに解いたら、その分だけ力がつきます。

中学生の本業は勉強です。部活やら習い事やら、自分を高めるためにやっていることにあれこれ口出しするつもりはありませんが、勉強において「いかに早く、カンペキに」終わらせるためにどうするかを考えられるようになれば、それが部活などにも活きてくるはずなんですよね。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.

スポンサーリンク
ルーツの広告
トップへ戻る