個表が返ってきて、各教科の平均点が算出されています。その点数と自分の点数とを比較して、どれだけできているかを判断してあげるといいですね。
特に理科なんかは、点数だけを見てもへこむだけですので、平均点と比べて、「みんな同じ思いだから、またここからがんばろう」と思えるようになってほしいです。
個表の裏側には、各教科担当の先生からのコメントが掲載されています。「ここから多めに出しましたよ~」とか、「このあたりの理解がまだまだだからしっかりやってね~」なんて言葉、とてもありがたいですよね。
少なくとも私が卒業した中学校では、そこまではなかったと思います。
また、「ワークを最低3回解こう」「繰り返し復習していくこと」など、反復せい!というオーラ満載の文脈でした。これを読むだけでも、レシピにあるように反復することの重要性が分かると思います。
こうして考えてみると、いかに繰り返し解いてできるようにするかが、期末テストへのステップになり、今後の定期テストへの土台となっていくかのポイントとなりそうですね。
あくまで塾はサポート的な存在です。学校の先生が分かりやすかろうと分かりにくかろうと、授業を受けている以上は、先生方の言葉を自分なりに理解する必要があり、それが授業に”参加する”ということです。
そうすることで、通知表にある「関心・意欲・態度」がAになる可能性も高くなってきます。
ときどき塾生と話していて耳にしますが、「先生の説明は分かりにくい」で終わっている生徒は、どこかでミスが多く、どこか集中がないようにも感じられます。
ということは、「説明が分かりにくい」のではなく、「理解しようとしていない」もしくは「聞き逃している」のどちらかではないかとさえ思います。
もしかしたら本当に声が聴き取りにくいケースもあるかもしれませんが、それでもそこでどうするかという対応の差で、内申点は決まってくるものですし、勉強に対する姿勢も分かりますよね。
期末に向けて、先生方が残してくれたコメントをもとにここから再スタートを切ってほしいですね。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.