学校や塾、家でも、なにかしら大人から話がされることってあると思います。
たとえば社会で学んでいる歴史は、「教科」として考えると、(たくさん覚えることがあるな~)ととらえると思います。
大人になると、そうした歴史は「教科」から「興味」に変わり、(こういった原因があってこうした歴史が作られたんだな~)ととらえるようになります。
通学路や部活、クラスメートたちと話すときに、なにかしら変化することがあると思います。通学路であれば途中で花が咲いていたり、クラスメートが髪を切っていたり、部活なら新しい道具に変えていたり・・・。
そうしたことに気付いていくことで、自分の中で感じることが多くなっていきます。感じることが多くなっていけばいろんなことに気づき、細かいところに配慮ができる人間に成長していきます。
たとえば国語は、比較的得意な子と苦手な子に分かれている印象があります。
友達や親、先輩や大人と話すときに、自分の伝える言葉が誤って伝わるか、もしくは理解してもらえないことってあると思います。
それは、とくに小学生や中学生のころは語彙力=自分の中で使える言葉が少ないがために起こることだと考えます。
じゃあ語彙力を増やすにはといえば、本を読んだりニュースを見たりすることです。
「言葉って、相手に伝えるためにあるんだよね」
至極当然のことですが、正確に伝えるために、正確に理解するために、言葉を学ぶんだよと話しました。
今日のSPコースの授業内での話です。実際は生徒たちに向けて話したので、語尾などはこんな丁寧な表現ではないです。
授業内で進度に余裕があるときに、少しずつこうした話をして意識を高めていってくれたらなと思いますね。
なかなかすぐには身につかないからこそ、それこそ一生をかけてでも磨いてほしいのが、言葉です。