but=しかし、だけど、でも
中1で習う英単語ですね。
国語で言う、逆接の接続詞です。
生徒を見ていると、この言葉、まぁよく使いますね~・・・
お盆休みに食事をしたエトー(右のギャル男みたいな高校教師)に、
この3大バット(but)をよく話していたことを思い出しました。
エトーは、野球部のキャプテンで、しかもエース。
チームの中心選手だったのですが、チームがまとまっていませんでした。
ちょうど高2の冬でしたか。。。
選手間もバラバラ、監督との関係もズタズタ、上下関係もグダグダ・・・
キャプテンのエトーとしては、なんとかしたくてもしきれないようで、
よく話し合いました。
私の母校であり、監督は私が在籍していたときからの監督だったことから、
パイプ役のような存在になっていたのですが、
選手から出る言葉はグチと「どーすればいいのですかねぇ?」ばかり。。。
特に、ほとんどの選手からは、
こちらからの話に「でも」「だけど」「しかし」をよく使っていました。
ちなみに、成績が伸び切れていない生徒のほとんどは、よく使っていますね、経験上。
この言葉が限界をこえる壁になっていると思われます。
エトーには、この3大バットを使用しないことを伝え、
使用するごとに罰則を与えていました。(なにかは忘れました 笑)
結果、チームは一つになるまではいかなかったものの、
最後までやりきって、多くの生徒や父兄の方々から温かい応援をいただけました。
言葉一つで、思考回路も行動も変わってくると、私は思います。
まぁ、本から学んだことの一つではありますけどね・・・(笑)
そのとおりだと思います。
何回も使っていくうちに、脳に刷り込まれ、無意識のうちに使うようになります。
「無意識ってこわいね~」なんて言葉、聞きませんか?
3大バットのように、ネガティブな言葉を使っていれば、
いつのまにか性格はネガティブになり、引っ込み思案になってしまいます。
逆に、「大丈夫」「なんとかなる」「自分はできる」、、、
どんな言葉が、自然と出てくるようになると、気持ちも前向きに、
周囲も前向きに、みんなが一つになります。
無意識に言うようになるまで、繰り返し繰り返し自分に言い聞かせることが大切です。
ことあるごとに、「大丈夫、自分はできる」と暗示をかけておくといいでしょう。
勉強中や、テスト前なんかに何回も使う練習をすれば、
いざ本番となったときでも落ち着く言葉として心に響きますね。
何気なく、毎日使っている言葉は、実は自分の体に大きな影響を与えているので、
何回も使えば使うほど、良い意味にも悪い意味にも進化していきます。
本番に弱い子って、いますよね。
テストが始まったとき、自分のところにボールが来たとき、
スタートラインになったとき、なにか発表をするときでさえ、
緊張してなにもできなくなってしまうことって、あるのです。
私も実はそうだったりします・・・ハイ。
そんな子は、普段から、ことあるごとに大丈夫、できるんだよ、
そう自分の心に話しかけてあげると、本番もスムーズに迎えられるはずです。
これから受験を迎える中3生には、そういった言葉に気をつけ、
特に3大バット(but)は使わないように意識してみてはどうでしょうか??
あっ一つ忘れてました。。。
会話をしていて、相手が頻繁に「でも~」とか「だけどさぁ」って使うと、どうですか?
自分の意見はすべて否定されているようなカンジしません?
butは、自分で限界を作ってしまう言葉であり、
相手に不快な思いを与えてしまう言葉でもあると思うのです。
縁あって友達になれているのですから、
お互いに気持ちよく話し合いたいですよね!
ということで、3大バット(but)は使わないようにしてみてください☆
気合いと根性でね!!
TOMORROW IS ANOTHER DAY.
今日よくやったから、明日きっと最幸の一日になると信じよう♪