早く人間になりたい、、、のは妖怪人間ベムですが、今日の受験対策では、早く大人になりたいかどうかを聞いてみました。
私立入試が終わったこのタイミングですが、ただ学力に合わせて進路を決めるより、その高校で何をしたいか、どういうことに挑戦したいかを思い描いた方が、特に公立受験組は合格率は高まると考えています。
そんな中でふと思ったこの質問、、、今までもこの受験対策で様々話をしてきましたが、その中でもかなり食いつきが良かったと感じるのは私だけ・・・？
大人になりたいかどうかは、見事に半分に分かれました。いや、面白い結果でしたし、各自理由を聞いてみて、それぞれが納得のいくというか、考えているんだなと思わされる回答をしてくれました。
自分が中3の時は、こんな質問をされたこともないですし、質問されたらなんて答えていただろうか、子どものままでいいやなんて思っていたかもしれませんね。
大人になって、自分で稼ぐようになって、世界観というのは間違いなく広がりました。その最たる例は旅行です。
国内・海外問わず、いろんな人がいて、「この人スゴイな」「こんな場所で働くなんてあこがれるな」「こんなんでいいのか？」など、いろんなことを感じられます。
それを感じることで、自分自身にいろんな考え方がもたらされ、経験となって身につくのだなという、今の考え方の源になっています。
生徒たちに質問したあとに、大人になって働く例として、めちゃめちゃな理想を話しました。勝手に自分だけで盛り上がってしまっているような気もしますが、大人になるっていうのは良いことだよと伝えたかったのですよね。
もしかしたら将来が不安な子もいるでしょうし、働くことについて自分なりに考えられないという子もいると思います。
その中で、少しでも不安を取り除いてあげたら、ステキな大人になれると思います。
また、勉強だけでなくて、そういった人生設計・・・までは言いすぎですけど、将来について少しでも考えられるようになったら、やりたいことがちょっとでも見つかったら、その先がパァッと明るくなるはずなんですよね。
そうなると、勉強への影響は、かなり前向きなものとして表れてきます。そこを目指したいですね。
そういった部分を一緒に考えてあげられるのは、ルーツに通っていただく付加価値として提供できますから、将来も含めて生徒、ご家庭とともに歩んでいけたらなと常々思っています。
いっそのこと、勉強以外の将来について熱く語るだけのコースを新設してしまおうか。。。
