大人になると、ある程度与えられることもありますが、基本は自分で課題を探し、それを調べたり聞いたりして解決していくことがとても多くなります。
身近な例でいくと、スマホの料金なんかは当てはまるのではないでしょうか。
ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアに加えて、格安SIMや大手キャリアの格安プランなるものも出てきて、どれが一番自分たちにとってオトクで、使いやすいかはあれこれ調べると思います。
それで解決していくことで、満足感が得られます。
勉強も同じで、学校の宿題や課題など、まずは与えられた量をこなしていく中で、分からなかった問題というのは出てきます。
いろんな生徒たちを見ているからこそ、「だいたいこのくらいの実力の子はココでひっかかるな」というのは分かるのですよね。
そんなときに、答えを引き出しからチラ見しながら写すのか、勇気をもって質問するのかで、自分のモノになるかどうかは大きな差になります。
言うまでもなく、後者が自分のモノになりますね。
分からない問題は、あって当然ですし、こちらもカンペキを求めているのではありません。いかにして、間違えた問題から学ぶのか、次回から正しい解き方にしていくのか、が大切なんですよね。
隠れて答えを写すのも、早く終えるという目的ならばアリだと思います。ただ、そうして書いた答えは、ただそこにあるだけで、自分の中には入ってきません。なぜなら、頭に入っていないから。
そしてそれは、おそらくこの先AIが代わりにやってくれることでしょう(笑)
課題に対しての心構えは、どれだけ自分が分かっていて、どれだけ改善していく余地があるのか。
このことが分かれば、現状を把握しながら力を伸ばしていくことができるし、いつまでも答えを写しているようなら、成長はないですよ。