塾の一体感

中2ガールが、授業冒頭に悩みを話してくれました。

とてもマジメな子で、たくさん話もしてくれる明るい子なんです。

ですが、答えまで分かっているのに、あるいはあと一歩なのに、答えを間違えてしまう、

惜しいミスがいくつもある、そんな子なんです。

そこには、厳しさとも優しさとも違う、また別の指導が必要なんだろうなって感じます。

うまく表現ができないのですが・・・まぁ、大きく分けたら勉強法の修正に入るでしょうか。

問題を解き進めていくうちに、何を答えればいいのか分からなくなってしまい、

計算がちょうどキリのいいところで終わったら、それを答えとして書いてしまい、

私からのチェックで間違いに気づく・・・そんなパターンです。

修正点として、2つを伝えていきました。

まずは、聞かれている答えが何かを意識することです。

答えがわき道にそれてしまうのは、何を答えればいいかを、重要視していないからです。

問題文を、読んだつもりで終わらせてしまっているということですね。

まずはそこを、各問題に対して意識してもらうように伝えました。

そして、もうひとつは考えを複数持つことです。

これは、大人になってもすごく重要ですし、このブログでもどこかで書いたと思います・・・

ありました、ありました。→3月7日に書いたブログですね。

例えば、今日一緒に復習で進めた一次関数なんですが、

面積の求め方はいくつかあるのですよね。

教材の答えには、解説がのっかっていますが、必ずしもそれで解く必要はなく、

ほかに解き方を見つけてそれが答えと一致すれば、それもOKです。

もちろん、教材の解答・解説は分かりやすく、丁寧ですよ(笑)

ただ、考え方が一つあるのと二つあるのとでは、壁に当たったときに、

乗り越えるときにかかる時間が、後者のほうが短いでしょう。

一つの問題に対して、解き方を複数持っておくほうが、

似たような問題で形式が違うときに、「この問題ならこういった解き方かな」と、

思いつけるようになると思います。

AパターンがダメならBパターン、それもダメならCパターン、というように、

いろんな角度から試すことが、社会人になったときの対応力に差が出てくることでしょう。

ルーツ生には、考え方を複数持って、対応力を持った大人になってほしいです。

さて、この時間では、共通する先輩や同級生がいるおかげで、

授業と離れた話をすると、みんなで話が一致して盛り上がります。

楽しい雰囲気なんですよね。こういった一体感、大好きです♪

まるでライブ会場のような・・・それは言いすぎですね(笑)

厳しさもありながら、一体感のある塾は、やっているこちらとしても、

来てくれている生徒にとっても、良い場所なのではないかなーって思います。

少なくとも、私たちはそう思っています。

塾という場が堅苦しい場所でないように、かつ締まった場所であるように、

節度は守りながらも来やすい塾でありたいですね。

よっしゃ!!!

TOMORROW IS ANOTHER DAY.
今日よくやったから、明日きっと最幸の一日になると信じよう♪

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